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創業者が語る創業の頃

創業の頃 (小工事の意義)

専売公社の高木さんに書き方を教えて頂いて、指名願と工事経歴書が漸く出来た。早速香川県の土木課へ持参。課長は机の上へ足をのせて、どこが痛いのかしきりに足をさすっておられた。

名刺と一緒に指名願を差出すと、大きな声で斎藤君と呼ばれ、その指名願を渡して頂いた。当時斎藤さんは設備係長で3~4人の係員と図面を書いておられた。おだやかで感じの良い方で、「小さな仕事だけどやって貰いましょう」と。

早速週に2~3ヶ所、東は石田高校、西は観音寺高校、善通寺高校、又県立中央病院等々、殆んど100万円未満の小工事を、現場まで一緒に行って頂き、所謂現場説明をして頂いた。

当時どの業者も建設会社からの大型仕事が多忙で、県営の所謂小工事は魅力がなくてやり手がおらず、因っているんだ…と。

無論、大型工事は長い期間仕事の心配も要らないから誰だってやりたい。しかし、お客様が困っておられるなら頑張ってやらせて頂こう。小さな仕事を疎かにしない、どんな仕事も全力でやらせて頂こうと一生懸命に取り組んだ。

これが、その後の大塚グループ様や多くのお客様に「三和は小さな工事も全力でやる。三和はメンテが良い。」と喜んで頂けた元になったのではないか。小さな工事からではあったが、常日頃のお客様とのお付き合いの中で、喜んで頂き、「ぜひ、三和に」とご下命頂く事も多くなり、お客様が増えていったように思う。