今月の一言

2015年4月 M社様のBO(ブルーオーシャン)戦略に学ぶ

代表取締役 山地真人 3月下旬、三和の重要顧客である「M社様の経営方針発表会」を見学させて頂き、多くの「気づき」を頂きました。この内、最も感動したのはM社様の「ブルーオーシャン戦略:以下BO戦略」でした。このBO戦略を三和に当てはめれば、これが如何に「現状打破に役立つか!」を改めて痛感したのです。今月は、この観点から皆様と共に「三和のBO戦略を再確認」したいと思います。
BO戦略の基本:
 BO戦略は、経営学を学ばれた皆様ならば、既に「ご存知の戦略」ですが、敢えて基本を申し上げます。BO戦略は「血で血を洗う厳しい競争社会:レッドオーシャン」で戦うのを避け(無益な競争等を行わない)新たな市場「無限に拡がる青い海:ブルーオーシャン」を創り出す戦略です。
 たとえ大企業であっても、レッドオーシャンで戦い抜き、生き残れるのは極一部、これは「歴史が教える現実」であり、殆どの企業にとって「生き残る為の最大の柱」、これこそが「BO戦略だ!」と申し上げて良いと思うのです。
30数年前のM社様会長の教え:
 この戦略が有名になったのは、今から10年ほど前に「同名の本が大ヒット:写真参照」した事によりますが、実は私は30年余り前に「BO戦略を学ぶ機会」が有ったのです。それは、同じM社様の現会長が社長時代、M社に関係する多くの若き経営者を「米国研修ツアー」で指導され、これに参加した私は米国で「先進の現場の実態を見学しつつ教えて頂いた」のです。
 この研修では「米国西海岸で多くの企業がレッドオーシャンで倒産して行った姿~BO戦略に切り換えた姿」その生々しい実態を見学する中、私は「三和も近い将来、何としてもBO戦略に挑戦しなければ・・」と痛感したのを「昨日の事のように」思い出したのです。
三和のBO戦略の現状:
 さて三和が所属する業界は「レッドオーシャンが殆ど」の建設業界であり、設備工事業界も、大手~ローカルに至る多くの同業者が戦い、時には「潰し合う世界」となって居ます。
 その中で三和は、M社様会長の「この30数年前の教え」を元に、BO戦略を着実に進めて参りました。
 三和のBO戦略は、超長期に継続の、経営者的センスを持ったエンジニア大幅増の戦略・日頃のメンテナンス対応(技術面&サービス面)の高度化による実質特命戦略、これが基本です。
 これに、三和独自の提案営業~VE戦略・グループ化による各社の専門性追求戦略・この高い専門性を持つグループ各社が連携し大手でも不可能な世界を創り出す戦略→マルチエンジニア戦略 が加わります。
 更に、中国の三和3社と国内各社の連携による差別化戦略を加える事で三和は、この30年間に「かなりの数のBO戦略」を積み上げて来て居ります。
三和のBO戦略、最大の挑戦課題:
 私は今回、M社様の経営方針をお聞きする中、上述の「三和の多くのBO戦略」が現実に、どの程度「三和の挑戦市場のBO化」に役立ったか・・を深く反省しました。
 この反省により私は、このBO戦略進展を再確認すると共に、多くの「気づき」を頂き、更なる挑戦課題が鮮明化して参りました。
 最大の「気づき」は、BO戦略の徹底度の甘さです。受注業である三和では、上述のBO戦略徹底の「要点は受注時に有る」この観点から、特に関係幹部は「下記」を再認識 願います。
 具体的挑戦課題、結論から書きます。現在、三和では工事物件1件毎に「受注票の活用」により、受注時VE(価値創造内容)の再確認~G益・A益の「指示~目標」を鮮明化する上長面談を行って居ります。
 この「物件毎のVE~各社連携・等々」面談時のBO化への挑戦内容を纏めた上「K会議で発表&共有化」すべき、これこそが更なるBOに繋がると痛感したのです。
 実は今回、M社様の方針発表会は「新組織での発表」でした。私は「M社様も次世代への移行が進展された!」と感じると共に、三和の今期方針「3プロ化で次世代組織強靱化」を強く思い、三和もM社様と同様に負けぬ「次世代でのBO戦略の推進」を強く祈念した次第です。

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