今月の一言

2015年11月 イノベーションと中国三和・志を高めよ!

代表取締役 山地真人 秋も深まり、紅葉が鮮やかな季節となりました。元気でご活躍の事と存じます。今月は、企業と個人の「未来を変える2大要因」を深掘りしたいと思います。
 それは「イノベーションと志の高さ」では無いでしょうか。秋の夜長、皆様も共に考えて頂ければ幸いです。

イノベーション無くば 未来は無い:
 上の言葉は、経営では常識ですが「何のこっちゃ?」と思われる方も居られると思いますので、詳しく申し上げます。まず「イノベーションとは?」通常は、新機軸・革新・又は「これらを創り出す行為」等と訳され、誰もが必要性を感じているものです。
 しかし現実は、我ら中小企業は「目先の仕事で精一杯」であり、とても「イノベーションどころでは無い」との声が聞こえて参ります。しかしながら昔ながらの仕事を続けているだけでは、幾ら頑張っても経営環境激変の下、今の時代を「乗り切れない!」これも明らかです。

三和のイノベーションの歴史:
 バブル崩壊後の20数年間で業界全体の規模が半減、同業各社の技術者も半減した結果、建設&設備工事業界は大きく疲弊し、現在の「アベノミクスによる仕事量の増大」に対応できない程の「技術者不足~新たな危機」が迫っています。
 この間、三和は独自のイノベーションにより「技術者を採用し育成しつつ」生き抜いて参りました。この三和独自のイノベーションは、「グループ化とエリア展開」です。これによりこの20年間に、同業他社の多くが技術者半減の中、三和は「2倍近い規模」にはなりましたが、実は今「新たな危機」が迫りつつ有るのです。

最大のイノベーション、鍵は中国三和:
 三和の「グループ化によるイノベーション」は、国内では電業1社体制から3社を創業&育成し、今の主要4社体制へと、多くの挑戦を重ねて参りました。
 特に、14年前からは中国に現地法人を設立し、新たなイノベーションに挑戦、国内4社間の連携と共に、中国三和と日本4社の連携が、「最大のイノベーションの鍵」と成って来て居ります。
 この14年間、中国三和には幾度となく「経営面や営業面、技術面などの危機」が襲って参りましたが、これ等の危機を乗り越える毎に三和は、実は「特に国内が強く」成って行ったのです。
 例えば、この20年間、多くの同業者が「仕事は減るばかりだ、もう日本の設備工事業界は終わりじゃ・・」と、縮小均衡経営となって行く中、三和も何度も「縮小しか無いか・・」となりかけました。
 が、その時々に三和は、中国の経営環境&実体験と国内を比較する事で「国内の困難を打破する道」を見出して来たのです。この様に、中国三和と国内4社を比較し、相互に学び合う中に、私は「未来を開く最大のイノベーションの鍵」が有ると確信しています。

中国三和が赤字寸前、更なるプラス思考を:
 今、外交問題などで、日本人の多くが「中国が嫌い」となる中、社員各位は、中国三和に対する誤解や偏見は無いでしょうか?。
 中国三和は5年前に黒字転換を果たし、以後「黒字経営を堅持」して参りましたが、現在「新たな赤字転落の危機」が迫っています。
 これは急激な円安で、顧客日系工場の多くが「日本への輸出が困難」となり、新規投資が激減、好調な工場が新規投資を行う場合にも「投資額を極限まで下げよ!」となった事が最大要因です。
 つまり三和のメンテナンスの良さや、建築~設備の全てが出来る三和、等「三和独自の従来からの強み」だけでは勝てないのです。これは国内も同様と考え、各位が「新たなイノベーションのチャンスだ」と徹底プラス思考できるか、が今、我ら全員に問われて居ると考えます。

高い志の者だけが生き残る時代に:
 これ等の試練を乗り切るに、三和マンは「原点」に立ち戻らねばなりません。原点は「志の高さ」です。三和フィロソフィにも、人生は「思いの高さで決まる」とあり「どうせこの程度」等と思えば、それ以上には成れなくなる・・と有ります。つまり、この様な「志の低い社員」は、日本に於いても中国に於いても「生きて行けぬ時代が来た」と考えるべきです。
 さて先月より「中国三和から初の実習生」が国内三和に来ており、まず1年間、各現場で共に汗を流す予定です。
 これを契機とし、多くの中国人社員が「日本での体験を深める機会」を増やすと共に、日本各社からも「中国三和に行く機会」を増やす計画です。私はこれ等が社員各位の「志の向上」に役立つと確信します。

 以上です。今回の「中国での試練や実習生の受け入れ」を機に、三和マンの志が大いに向上し、イノベーションに繋がることを祈念し、今月の巻頭言と致します。

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