今月の一言

2016年1月 今年、三和が挑戦する近未来への姿

代表取締役 山地真人 新年、明けましておめでとうございます。昨年は、大手を中心に過去最高の業績と成った建設会社や設備の同業者が少なく有りませんでした。
 三和でも最高業績を達成した部門も有りましたが、低収益の部門~通常業績の部門も少なく無く、部門経営の明暗が鮮明化した1年と成りました。
 特に設備工事業界では、仕事量が少し増えただけで「職人サンが居ない・配置技術者が足らぬ」など、非常に「脆弱な現実」が見えた1年でした。
 この様な業界環境の下、三和では意識して「リスクの高い現場への挑戦」を重ねた結果、品質面・納期面をクリアー、特に安全面では「非常に厳しい局面」も何度か有りましたが、その全てに誠心誠意を尽くすことで何とか乗り切り、越年できました。
 このこと、改めて全社員と共に「お客様はじめ協力者~ご家族の皆様」に深く感謝、申し上げる次第です。

視野拡大・一体感向上・次世代組織強靱化:
 さて、新年初出式での社長年頭挨拶でも申し上げましたが、三和は今年、グループ社員1人1人の「視野拡大~グループ全体との一体感向上」により、更なる「次世代組織強靱化」を進めます。具体的な挑戦課題を申し上げます。
 三和は過去30年余、独自の独算制と経営理念の下、 殆どの社員が所属部門の業績(K率)向上に集中し、真摯に努力を重ねた結果「経営者的センスに富むエンジニア」が数多く育って参りました。
 しかしながら、一部社員は「自部門のK率」に意識が偏り「視野が狭い人間」や、少人数の「小さな世界に安住する人間~目先の利益に拘る人間」・・つまり日々の判断に於いて「部門最適を優先する姿」が増えつつありました。
 この現状を打破、我らは今年「視野を拡大」し、常に「グループ全体の最適&長期的視野」から、日々の判断ができる更なる自分に変身したいと思います。

特営K率、グループ1本化の意義:
 従来、三和では「部門業績により毎月の手当が変動する制度」を続けて参りましたが、この「部門業績」が今年からは「グループ全社員が1つの指標:グループK率に1本化」します。
 これは1年前に発表、次長以上を対象に1年間の試行&改善を重ね「国内全社員への本格実施」となったものです。(中国三和は1年遅れで追いつく計画)。
 これにより今後は「部門K率はボーナスに影響するのみ」とし、全社員が「自部門のK率以上にグループ全体K率を意識」し、グループ全体への貢献に集中する風土を創り出して行きましょう。
 結果、社員1人1人の「視野拡大~グループ全体との一体感向上」が進み、長期的な広い視野と、経営者センスを合わせ持ったエンジニアが次々と育つ風土を創る。この大きな意義を持った「グループK率1本化」が、今年から本格スタートする訳です。

近未来の人材像を鮮明化&挑戦の風土を:
 従来は「勤務考課よりもK率の変化」に意識が向いていた面があり、三和の根幹「人材育成」の強力な柱:人事制度~勤務考課の意義が薄れた企業風土となっていた事、これは私も関係幹部も「大反省」です。
 今後は更なる「フィロソフィの整備」と共に、一段と「心を高める努力」を重ねつつ、三和が求める「近未来の人材像」を1日も早く鮮明化しなければ成りません。
 この鮮明化にあたっては「全社員の共感を高めつつ描く流れを創る」ことで、更に素晴らしい未来が開くと考えます。
 特に重要な点は、この近未来の人材像に「誰もが努力すれば成れる!」と殆どの社員が思える事であり、この「人材像に向かって全社員が真摯に挑戦する風土」を、新たな人事制度と共に創り出すのです

新工場群の殆どを特命で設計施工:
 今、三和電業グループの役員は私~常務の4役付役員と、次世代を担う5役員の「9名体制」ですが、近未来に三和は「国内だけでも10社を越えるグループ」と致す計画です。
 結果、少なくとも部門長は「短期間に10名以上の増員」が必須、多くの抜擢人事が必要となります。
 ここで抜擢された新部門長も、現在の役員~各長も、彼等を支える最大基盤は上述の「部下が近未来の人材像に向かって真摯に挑戦しグングン育つ組織風土」であり、新部門長が不慣れな「勤務考課や人事・教育・日々のマネジメント等」を組織的にバックアップする体制です。
 我らは今年、如何に忙しくとも、如何なる嵐が来ようとも、この近未来に向かい 全関係者の知恵を結集し、この風土と体制「強靱なる次世代組織の最大基盤」を創り出して行きましょう。

バックナンバー

閉じる