今月の一言

2016年5月 安心して休める三和、その核心に迫る

代表取締役 山地真人 青葉が眩しい季節ですね。三和の今期も残すところ3ヶ月となりました。さて今、三和電業グループは8月6日(土)の「64期経営方針発表会」に向け、私も各部門も「新ビジョン~来期方針・来期の大目標」などの具体的な改善に、全力投球が始まっています。
 今、私は「安心して発注できる三和・安心して休める三和」この基本方針に対する「今期・初年度の成果」が不十分であったと大反省しつつ、幹部各位と共に「部門方針と個人方策の構造改革」に挑戦中です。
 三和の社員は今後、この「2つの安心」の実現に向け、「個人方策の守備範囲の大幅拡大を願いたい」と思います。それは「難しい・無理だ」とのマイナス言葉が聞こえて来そうですが、この高度な課題を如何にクリアして行くか、考える価値は大きいと存じます。

ビジョンの意義・山中伸弥氏の気づき:
 まず、数年前にノーベル賞を受賞された山中伸弥氏から、お聞きした話をご紹介します。
 氏は医学部卒業後、大学病院で整形外科医を目指しますが、手先が不器用で頓挫。紆余曲折を経てカリフォルニア大学の研究員となり「iPS細胞の研究」に打ち込みますが、再び頓挫して行きます。
 この時、指導教授から「君はVWが分かって無い、W:ハードワークは抜群だが、V:ビジョンが低く空回りだ!」と言われ、目の鱗が落ちたのです。ビジョンを高めれば「全てが生きる!」・・ビジョン「志(こころざし)」を高めた氏の人生は、大きく花開いて行ったのです。

グループ全体と部門のビジョンを整合:
 従来、三和の各部門方針は、グループ方針を受けて立案して居ましたが、これを反省し、私はグループビジョンから部門ビジョンを直接「描き高めること」で、山中伸弥氏のように、三和の幹部も「目の鱗が落ち、道が開く!」と考えます。
 更に、三和の各部門では2年前から組織プロフィールを活用し、SWOT分析・等を行い、部門方針を立案して参りましたが、次に、これとの整合性を考えてみたいと思います。

ビジョンの段階で整合させる意義:
 さて今、自部門のビジョンとグループビジョンとの整合をはかる時、部門幹部が自部門の組織プロフィールと共に、グループ全体の組織プロフィールをも作るのです。これが出来れば、部門長~部門幹部の「視野が大きく拡大する事」は明らかです。
 これにより、部門幹部各位はグループ全体の視点から「自部門の役割を鮮明化」して行ける様になる筈。この「視野拡大の価値は膨大」です。
 視野が広く成った多くの幹部が、関係者の経験と知恵を集め「自部門の近未来のビジョン立案」に積極参加する事で、部門ビジョンは着実に「高い志と成る」と信じます。
 結果、それは必ず「高い目標」に繋がり高い目標実現への最大の柱「各所員の個人方策での守備範囲の広さ」が格段に向上して行く筈。詳しく申し上げましょう。

所員個々の役割認識・常識に落とし穴:
 今、三和の多くの部門では「主任による組織プロフィールの作成」が進みつつ有ります。これにより、例えば主任以上の幹部全員が「部門長の立ち位置」に立って、SWOT分析・等により自部門全体の経営課題を深く認識して頂きます。
 その上で、部下と共に「自らの役割エリアを見直す」のですが、この時、役割認識に「常識の落とし穴」が有りますので、敢えて書いて於きます。
 その落とし穴とは「縦割りの弊害」です。例えば5人の部門が「1人平均1/5の役割を持って達成」すれば、部門目標は実現できる・・との誤解です。これは官僚の発想であり、大手企業の発想です。これは「縦割り行政問題や大企業病の元凶」であり、業績向上は望むべくも有りません。

所員個々の守備範囲を拡大し意識を高める:
 具体的に三和では、役割分担に於いて「各所員の役割が何重にも重なって居ること」で、初めて「良い仕事が出来る」と考えます。この詳細は、TOP研修・等でも深くお伝えしている通り、正に「ここから三和は近未来を開いて行ける!」と確信致します。
 以上です。三和は今、大変革期を迎えて居りますが、この「所員1人1人の守備範囲の拡大」により、来期は何としても「安心して休める三和~2つの安心への道」を開く覚悟です。
 共に、志を高め、知恵を集めて行きましょう。

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