今月の一言

2016年8月 第64期 ビジョン~経営戦略の要諦

代表取締役 山地真人 夏本番の8/6(土)、三和電業グループは徳島市で、第64期の記念すべき経営方針発表会を挙行しました。
 今、「大いなる試練」が次々と来ている三和が、組織を大きく改善、次世代組織強靱化に向け、如何なる考え方で、何処へ向かおうとして居るのか、この「今期経営方針の要諦」をお伝えしたいと思います。

新たなビジョンの意義:
 実は私は、今ほど「ビジョンの重要性」を思った事はありません。ノーベル賞の山中伸弥先生が「私の人生を変えたのはVW、特にVです!」と云われる「V:ビジョン」です。若い頃の先生と同様、三和の多くの社員もW:ハードワークは十分ですが、Vが不十分な者が多い。これは「エライコト」です。
 如何なる企業も、ビジョンの鮮明化は経営トップの仕事。明るい将来像を徹底的に描き出し、社員1人1人の心の炎が燃え立つような方向を指し示す事、このビジョンの意義・この価値を、経営方針策定にあたり私は再認識した次第です。

前期の主要数字:
  前期は、業績の最大指標であるK率が過去最高の41%と成りました。これは優良な大手同業者と同レベルであり、見事な成果です。但し、建設業界全体が好調な中、超大手建設会社のK率は100%に迫って居り、我らは「その半分以下」、まだまだ「これからだ」とも云える業績数字です。
  尚、グループ全体の受注高は微増の72億円・完成高は大型物件の完成で過去最高の84億円(中国三和8億円強を含む)となりました。



フィロソフィこそがビジョンの元だ!:
 前期、最大の成果は、これら主要数字の元ともなる「次世代組織づくり」の進展であり、心を高める最大の柱「フィロソフィの浸透」です。8/6当日「三和フィロソフィ手帳Ver.7」も配布、フィロソフィこそが、三和社員の「基本的考え方~日々の判断」の元であり、上述の「ビジョンの元だ」と確信致しました。

今期の具体的なビジョン:
 今期、三和はフィロソフィ徹底により、社員1人1人のビジョンを高めつつ、具体的な方針~戦略を実現して参ります。
 ビジョンは「人が育つ・安全安心・CS・ES・等」ですが、これを一言で申し上げれば「マルチエンジニア集団となりブルーオーシャンを創り出す姿」です。

今期方針の最大戦略:
 このビジョンを元に、今期方針「3プロ化で次世代組織強靱化」・「安心して発注できる三和」・「安心して休める三和」実現への「戦略」を描きます。
 今期最大の戦略は「9ブロック活用による育成面談」です。GEさんから学んだ活用方法を元に「三和独自の相対評価システム」を創り、育成速度をプロ化して行く戦略です。
 この為、今期から新設の人事課の2幹部は育成面談の殆どに立ち会い&これを積み重ね、「全ての部門長にとって最も役立つ人事のプロ」に成って頂きます。

小善は大悪・大善は非情・この組織に:
 我が師:稲盛和夫氏の教えに「小善は大悪に似たり・大善は非情に似たり」があります。例えば、子供を甘やかしダメにする親は「小善→大悪」、厳しい親は「非情に見えるが大善だ」との教えです。
 例えば、いつまでも「慣れ親しんだお客様や協力会社の中で気楽に働けば良い」との組織風土は、「小善」と成る事は明らかです。
 この逆に、例えば遠隔地の現場で、目先は厳しくとも「次々とマルチな技術分野に、誰もが挑戦する風土」や、同じ地区内でも「新たな職種や役割にドンドン挑戦する組織や体制」こそが、厳しい様に見えても、明らかに「大善を成す組織風土」を創ります。

 三和は今、次世代を見つめ、この様な組織体制に生まれ変わりつつ有ります。我らは創業以来の「大家族主義経営での一体感」を守りつつ、この組織体制~風土を創り出さねばなりません。
 三和の社員は誰もが経営理念の下「頭上にグループの看板」を掲げる事で、マルチな技術を持つグループ各社との一体感を高め、共に「この大いなるビジョン」を、着実に実現して行きましょう。

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