今月の一言

2016年11月 幹部対象の経営TOP研修を開始

代表取締役 山地真人  今年は一気に秋が深まり、紅葉が楽しみな時期となりましたが、皆様、元気でご活躍の事と存じます。今回は、開始したばかりの幹部社員対象の「経営TOP研修の意義」について、深掘りしたいと思います。
 秋の夜長、皆様も「幹部が互いに学びあう意義」など、共に考えて頂ければ幸いです。

25年継続のTOP研修の概要:
 25年前、私が三和電業㈱の社長に就任した頃、現在も続く全社員対象のTOP研修を開始しました。当時、多くの幹部から「TOP研修って何をするの?」と聞かれ、「経営理念の深い理解と、経営方針~業務基準の基本を学ぶ研修だ!」と応えたのを昨日のように思い出します。
 その後、毎年、実践を重ね、開催回数が260回を越えた今も、この「当初の思い」は変わって居ません。
 現状は経営理念の徹底が「フィロソフィの深掘り」に変わり、経営方針~業務基準の基本を学ぶが「経営計画書と情報誌の深掘り」へと改善しましたが、基本は同じです。

従来のTOP研修の特徴:
 三和のTOP研修には幾つかの特徴が有ります。まず4半世紀にも渡り「経営TOPが力の限りを使っての研修」を続け、その研修の「完成度を真摯に高め続けている事」が特徴。実際に毎年バージョンUP しています。
 また毎回の研修終了時に行う、研修参加者からの「丸1日の研修で得た価値の発表」も特徴的です。
 これは、考えようによっては「社員が社長を評価するシステム」でもあり、改善の元に成っていますが、他社では考えられない特徴です。
 更に、この研修では「若手~役員まで平等」に密度の濃いディスカッションを行うのが特徴です。対等の立場で交流する事で、若手社員が他部門やグループ他社の幹部や役員と深い交流が出来て居ます。これ等、特徴の追求は「三和はユニークさを追求し続ける」この強い思いが元であり、今後も改善を重ね続けたいと考えています。

これに幹部限定の経営研修を加える意義:
 今、次世代への転換期にあって私は、これ等の良い流れを如何に引継ぐか、更に、この時期に「新たな研修の柱を創るべき」と考えており、今回の「幹部に限定した経営研修」は、その一環です。
 対象者は次長以上の幹部30名強です。この幹部各位は「中規模超の物件受注の大半」と、施工面の「QCDSMの部門での最終責任」を担って居られ、最も重要な仕事「部下育成」を通して、これ等を実現する役割です。
 また、幹部は従来のTOP研修も継続受講して頂きますので、各位には「更に高度で深い研修」としなければ成らぬ・・と、私は大いに考え抜きました。

幹部向け経営TOP研修の3本柱:
 考え抜き、グループ役員などの知恵を集め、漸く出来たのが下記の3本柱です。
 まず導入部分、これは「GEさん(注)に学ぶ柱」です。当社にも来られ、会話が盛り上がった安渕聖司CEOの書かれた「GE世界基準の仕事術」の一部を抜粋し、GEさんと三和の「リーダーの共通点を見出し深掘り」する時間です。
 この研修は丸1日コースであり、前半のメインは「10年後のビジョンの鮮明化」です。
 今、多くの幹部は「三和は発展期に入った!」と考えて居り、グループ各社の10年後の数字は、社員数・売上高・K率・等、全て「2倍超」となって居りますが、これを夢に終わらす事なく「具体的なビジョン」にまで鮮明化する意義深い時間です。
 後半は「京セラアメーバ経営と三和のK率経営の共通点」を浮き彫りにし、深掘りして行きます。稲盛和夫氏の著書「アメーバ経営」を深く読んで頂いた上、多くの切り口から「三和との共通点・等」を事前に提出して頂き、これを全員の一覧表とします。これを元に、徹底深掘りし、アメーバ経営の3つの目的を、K率経営で「見事に実現した姿」を鮮明化する時間です。

 この研修、記念すべき第1回は、11/1に蘇州で日本人幹部6名を対象に実施。11/4には第2回を鳴門研修センターで幹部9名とスタッフ4名と共に実施しました。始まったばかりですが、多くの幹部が「手応え」を感じて居られる事をお伝えし、今月の巻頭言と致します。
(注)現:SMFLキャピタル株式会社

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