今月の一言

次世代への組織改革と経営戦略の要諦

代表取締役 山地真人  春~初夏、青葉が眩しい季節ですが、皆様、元気でご活躍のことでしょう。三和の決算は夏です。管理会計上、グループ全体が8月1日より新年度となる為、三和では毎年5月~6月が、来期に向けての「新たな経営戦略」を幹部社員の皆様と共に創り出す季節です。
 更に今年は、来年早々からの「次世代体制への準備を年内に整える大目標」の下、5月~6月は、この「次世代への新たな試練と四つに組む」特に意義深い時期となります。今年は、社員各位の更なる知恵を集め、来期の魅力溢れる経営目標~新戦略を「新組織と共に創り出して」行かねば成りません。
 今月の巻頭言は、この「次世代に向けた組織改革の現状~来期の新戦略」この要点を、皆様と共に浮き彫りにしたいと思います。
 
鍵は各社の個性追求と新グループ連携:
 三和の組織改革は今年末をゴールとし、昨年から本格化しております。組織改革は当然ながら「新戦略と一体」であり、まずは新戦略を「三和の原点から掘り起こしたい」と思います。
 三和の経営戦略の原点は「独算制による全員経営参加と技術&顧客ファンの深掘り」であり、端的に申し上げれば「各社単独で、十分に飯が食える企業:T型エンジニアのプロ集団と成ること」です。
 その上で、プロのグループ各社社員が深く連携し、視野の大きなマネジメント力を体得しつつ、如何なる競争相手にも打ち勝つ「T型~マルチエンジニア集団」に、各社共に成って行くこと、これこそが三和の原点とも云える経営戦略です。
 この戦略の原点をグループ各社が真摯に、且つ溢れる程の熱意を持って追求する中で、例えば三和電業㈱は「電気工事だけでも他社とは一味も二味も違う三和」を、更に、お客様と協力者の皆様に取って無くては成らぬ「世界一ユニークなエンジニア集団:三和」を、日々に追求して居ます。
 これは三和電業㈱だけで無く、三和空調㈱・三和プラントE㈱・三和エコ&エナジー㈱も、国内4社は全て同様です。中国三和も原点の戦略は同じです。

常務定年退職~次世代の意識向上:
 今月、5月をもって「小倉常務が定年退職」となりますが、この三和電業グループ始まって以来の「大型女性役員の退職」に伴い、まず「次世代を担う女性幹部の意識」が更に高まって居ます。
 この現状を見るにつけ私は、今回「小倉常務の存在が大きかったと感じている幹部」ほど、「常務退職による意識向上度が高い!」と、驚きを持って感じて居ます。
 これは、女性幹部だけで無く、次世代を担う「7人の役員~部門長&部門幹部全員の思い」が今、常務退職で抜けた穴を埋めるべく、大きく高まりつつ有ります。
 三和フィロソフィにも在りますが、近未来に必ず起きることは「今の思いの高さの実現」であり、これは三和「60数年の歴史が教える通り」です。
 つまり今、次世代を担う幹部の思い(意識)が大きく高まれば、来年以降のグループ各社は、次世代幹部を中心に、部門の全員が「新たな時代に適合する大変身」を、全員が体得・体現して行くものと、私は確信致します。
 
中国三和の次世代は中国人幹部の抜擢:
 実は今、危機を打破しつつある中国三和も、国内の三和各社・各部門と同様に「次世代体制への移行」が始まって居ます。非常に厳しい経営環境の下、中国三和は次世代体制に向け、徐々に「日本人幹部を減らし、中国人幹部を抜擢する方向」です
 多くの中国人幹部は、創業時~10数年前に新卒として入社したメンバーであり、その後、浮き沈みが多かった中国三和を粘り強く支えて来た者が多く、彼等は「私も頭が下がる程」に、伝統ある「日本的な考え方」が身に付いて居ます。
 この為、全ての顧客が日系工場である三和中国に於いて、多くのお客様から「日本人で無ければ・・」との声が「単価の高い日本人で無くとも中国人エンジニアで十分だ」との声に変わりつつ有ります。
 更に「どんな相談にも乗って貰えるのは三和だけだ!」との声を頂く迄に、中国人幹部は成長しマルチエンジニア化して来て居るのです。
 この機会に、彼等を抜擢し「多くの部下を持つ長」と成って頂く事で、日本各社の幹部と同様の素晴らしい「経営者的センス溢れるエンジニア&部門長~実際の経営幹部」に大きく脱皮して行くと、私は確信するものです。
 以上です。縷々、申し上げましたが読者の皆様には、お客様・協力者・私の友人・三和の社員の別無く、今「産みの苦しみの真っ最中にある三和の幹部」に対し、是非とも「更なるご支援・ご鞭撻」を伏してお願いし、今月の巻頭言と致します。
 

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