今月の一言

我流の限界を突破するため自己投資中!

代表取締役 山地一慶 人生と仕事の結果の方程式
社長に就任して早2ヶ月が過ぎようとしています。心なしか例年よりも時が過ぎるのが早いように感じますが、年末に「今年もあっという間に終わったなぁ。一年間何をしていたのか・・・」などとならないよう、一日一日を「ど」真剣に生きていきたいと思います。
さて社長として慌ただしく過ぎていく時間の中にも貴重な気づきがあるものです。今回はその気づきについて皆さんと共に考えていきたいと思います。
前社長の経営の師であり、私の経営の師でもある稲盛和夫さんが発見した「人生・仕事の方程式」。内容は「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という非常に単純な式で成り立っています。熱意と能力は0~100点ですが、考え方はマイナス100~プラス100点まであり、それが掛け算になっているのが特徴です。つまり、考え方次第で結果はプラスにもマイナスにもなる。それだけ考え方が人生にも仕事にも大切だという教えです。

社長報告会での気づき
この「人生の方程式」は以前から知っていましたし、内容も理解しているつもりでいました。しかし先日「知っているだけではダメだ」と痛感するできごとがあったのです。
1月末から始まっている社長報告会という全部門の状況報告会でのことです。各部門の幹部から報告を聞くのですが、真剣に聞けば聞くほど危機感が沸きあがってきます。
ポイントは「一番やらなければならないことに取り組めているか?」ということ。三和が目指す2030年ビジョンに向けた課題に、まだ取り組めていない、取り組める状況にないというのが各部門の現状なのです。
端的に言えば「とても忙しくてそれどころでない」のです。ここで前述の方程式です。

人生の方程式を実務的に解釈
方程式の3要素「考え方」「熱意」「能力」の内、「考え方」と「熱意」を下記のように置き換えてみます。
・考え方=行動、発言、方向性 ・熱意=スピード、質、量、勢い 実際の行動とスピード、質、量などの掛け算で結果が大きく変わる。本当に行動すべきことにスピード感を持って取り組めば自ずと成果は現れる。行動をしない、行動してもスピードが遅かったり質が不足していたりすれば思うような結果が出ない。
「土俵の真ん中で相撲をとる」とは、業績などに余裕のある内に将来に向けての取り組みをすべき、追い込まれてから急いでするものでない、という教えです。
まあ理屈はその通り、私を含めてみんな分かってはいるんです。「分かっちゃいるけど、なかなかできんのよ」というのが現実で、「この目の前の現実を何とかしてよ~!」そんな声が聞こえてきそうですね。
こんな時に無理強いすると「今日の飯を食わずに、明日の飯の準備をしろというのか?」という不毛な議論になりかねないので、しない方が良いですよね。

我流の限界を自己投資で突破
単純に「今日の飯」と「明日への備え」はどちらもした方が良いに決まっています。そうしたい気持ちはみんな山々なのです。「では、どうすればできるか?」が課題ですよね。
高業績を上げ続ける評価の高い企業の特徴は、本業以外の(将来に向けた)取り組みに熱心なことです。つまり、目の前の仕事で成果を上げながら、同時に将来に向けての取り組みができる状態にある企業が成長しているのです。それは目の前の成果に対する生産性が高いから、将来に向けた取り組みに時間を割くことができているということ。この手順を間違えると目の前の成果に悪影響を及ぼしてしまう。逆にこのプロセスに時間をかけすぎると将来への取り組みが手遅れになってしまう。いずれにしても、まずは生産性を高めることが急務なのだと思うのです。
さて本丸はここから。今まではここからの議論がなかなか進みませんでした。つまり我流の限界がここにあるのです。端的に言えば、この壁を抜くための自己投資が不足していたのです。では、どうしたらいいか?
実は会長から紹介して頂いた「生産性」(伊賀泰代著)という本にヒントがありました。困った時には年長者の意見を素直に聞くもんだなぁ・・と、今月最大の気づきかもしれません。私もこの壁を抜くために只今自己投資中です!

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