今月の一言

不況突破のエンジン「私の幸福宣言!」

代表取締役 山地一慶  コロナ禍が収束に向かいつつある中、国内の感染者数は増えたり減ったりを繰り返しており、いまだに予断を許さない状況です。世界に目を向ければ感染者数は増加傾向にあり、累計感染者数は1千万人を超えています。三和でも移動制限などは段階的に緩和してきていますが、油断は大敵です。感染防止対策は継続していきましょう。
 また、7月になりこれから夏本番となってきます。熱中症対策も同時に行い、マスクなども開放空間では外す、意識して水分補給に努めるなど、健康管理にも十分留意してください。

コロナ不況を成長の大チャンスに変える!
 コロナ禍の影響はこれからが本番です。いわゆる「コロナ不況」が来る。これは世界的な大不況と言われており、あらゆる業界に影響が予想されています。
 不況に対しては考え方が重要だと先月申し上げました。つまり「不況は成長の大チャンス」だということです。企業は不況期にこそ差がつく。すなわち伸びることができる。
 この成長の大チャンスをものにするエンジンは何か?それは社員の皆さん一人ひとりに他なりません。「今が成長のチャンスだ!」「普段はなかなか出来ない変化に挑戦するチャンスだ!」
 この共通認識のもと、コロナ不況を成長の大チャンスに転換し、愉しくいきいきと乗り越える決意です。

TOP研修テーマは「社員の幸福感」!
 さて三和では今、全社員対象の社長研修「TOP研修」を実施しています。今年のテーマは「社員の幸福を一緒に考えよう」としました。昨年までのTOP研修とは異色のテーマに挑戦中です。
 なぜTOP研修で社員の幸福を考えるのかと不思議に思う人が多いようです。個人の幸福を会社の研修で考え、それをお互いに共有するという取り組みを社内研修でするのは違和感があるのが普通でしょう。
 しかし企業が人の集まりである以上、この取り組みをする価値は非常に高いと感じています。

TOP研修で「社員の幸福」を考える意義
 三和の経営理念の最大目的は「活力溢るゝ企業とならん」という言葉で表されています。これは創業者である山地十三男社主の「社員みんなが元気で立派になってくれるのが一番や。そのために一生を捧げるならば悔いはない」という言葉から来ています。
 社員が元気で立派に成長し、幸せな人生を送ってほしいというのが社主の願いであり、三和の最大ミッション。そして社員一人ひとりに人生があり、その人生の共通ミッションも「幸せな人生を送ること」だと思うのです。
 三和の最大ミッションと、社員一人ひとりの人生の共通ミッションは同じです。しかし普段から自分の人生や幸福について考えることは滅多にありません。
 だからこそ、社内研修で取り組む価値がある。
 自分の幸福感や信条、価値観を仲間と共有し、お互いの人生観を知り合うことで生まれる一体感は、きっとすごいパワーがある。
 人間は自分が「やりたい!」と思ったことには驚くほどの力を発揮します。「自分はこうなりたい!」「自分の幸福は自分で見つける!」と主体的に思い、それを仲間と共有し、尊重し合える社風を醸成していきたい。これがTOP研修で「社員の幸せ」をテーマにした意義です。

参加者の思いの高さで研修の価値アップ!
 正直に言うと、私にとってこの研修はとっても難易度の高いテーマでした。なぜなら、その人の幸福感はその人の中にあり、その人自身で見つけなければならないからです。こちらから「あなたの幸福感はこれですよ。」と提供できるものではありません。
 だからどれだけ準備をしても不安でいっぱい。しかもコロナの影響のためTV会議で実施するという、更に難易度の高い課題があったのです。
 しかし今のところ、その心配は杞憂でした。既に数回実施していますが、参加者の思いの高さと柔軟な発想、前向きな姿勢で素晴らしい研修になっています。
 研修では、自らの幸福感や信条などを「私の幸福宣言!(三和版ミッションステートメント)」という用紙に書いていきます。この「私の幸福宣言!」が社員一人ひとりのエネルギーとなり、必ずや不況突破のエンジンになってくれると信じています。



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