プロジェクト
百十四銀行様 津田太陽光発電設備工事
2023.06.01
工事名 | 百十四銀行様 津田太陽光発電設備工事 |
工事内容 | 太陽光パネル640.92KW、パワコン500KW |
工期 | 令和4年7月~令和5年3月 |
施工場所 | 香川県さぬき市津田町 |
担当部門 | 三和エコ&エナジー株式会社 |
百十四銀行様が香川県さぬき市にある保養所の跡地に自社で使用される電力をまかなうために建設された野立の発電所です。敷地面積は約7200㎡、発電量は約260世帯分に相当する約837MWであり、年間約480tのCO₂排出量削減の予定です。また既に実施されている各店舗照明のLED化等も合わせた脱炭素推進策は「エネルギー利用環境負荷低減事業適応計画」として、銀行業としては初の金融庁からの認定も受けておられます。現場に関しては関係者の皆様の絶大なるご支援により無事故・無災害で無事に竣工させて頂くことができました。厚く御礼申し上げます。
三和エコ&エナジー株式会社 取締役 中村貴志
★現場担当者へインタビュー★
- 1.今回の物件の特徴を教えてください。
- 現場は瀬戸内海国立公園である津田の松原の海岸にも近い野立方式の太陽光発電所であり、各資機材ともに塩害仕様が必要とされる物件です。また住宅地も近く工事中の騒音・振動、更には完成後のメンテナンス性も考慮した設計とさせて頂きました。特に、防災マップによる津波・高潮情報確認からの海抜高さによる重要機器設置の高さの決定も重要なポイントでした。
- 2.施工中、一番愉しかったことは?
工程管理面で資機材の納期・搬入が予定通りに進み、特に大きな予定変更などもなく、天候にも恵まれ、全体が計画通りに進捗したことが、何よりもありがたいことでした。
- 3.施工中、一番大変だったことは?
着工準備に伴い、対象用地の測量を行い施工管理上の重機他工事車両通行エリアと資機材の搬入エリアの確保を考慮したうえで、仮設事務所などの全体配置を考えたことと、完成後の用地周囲へのメンテ車両通行を可能とするパネル配置に一番気を遣ったところです。
- 4.現場で心がけていたことはありますか?
近隣の方々のご迷惑にならないように、工事車両の出入り時に構内の泥を道路に引っ張らないようにタイヤの洗浄を必ず行うことと、パネル架台の基礎の杭打ち工事を如何に少ない騒音で且つ短時間で終わらせることができるかということ、そして残業は極力しないという点です。
- 5.協力者の皆さんに一言お願いします。
各協力会社さん共に全体の工程をスムーズに進めるという意識を強く持って頂け、他業種の仕事に協力的に接して頂けたことが、全体効率・業務品質共に良い仕事につながったと思います。関係いただきました協力会社の皆様方には深く感謝いたします。お陰様で竣工式も滞りなく執り行うことができました。発電量も想定を超えることができており、お客様にも喜んで頂くことができました、本当にありがとうございました。