今月の一言

社長の今月の一言
変化の年をイキイキと生き抜く!

2023.12.05

  

  朝晩の気温が急激に下がったかと思えば、日中はまだ暖かい…。本格的な冬がすぐそこまで来ています。
 今年も師走となり皆さん慌ただしい時期だとは思いますが、体調管理は万全に、明るく元気に年末年始を迎えましょう。

激動の世界、そして日本:    

 さて、皆さんにとって2023年はどのような年だったでしょうか?
 VUCAの時代と言われるように、変動が激しく、不確実で、複雑で曖昧な時代となっていますが、我々はどのような時代になろうとも、強くしなやかに生き抜かねばなりません。そのためにも、まずは世界の動きから振り返ってみましょう。
 まずは昨年から続く、ロシアによるウクライナ侵攻は今も継続されています。その間にも尊い生命が奪われ続け、世界にあらゆる影響を与えています。
 そんな中でハマスのイスラエルへの大規模攻撃に端を発した中東紛争は、今後の展開がまったく見えない状況になっています。
 また自然災害も各地で起こっており、特にトルコ・シリアで起こった大地震は大きな被害を出しています。
 このように政治的にも経済的にも世界情勢が不透明さを増す中、日本にもあらゆる影響が出ています。

 世界情勢が不安定になると資源や資材が高騰してきます。世界的なインフレ圧力が強まる中で、米国は金利を上げることで抑制をはかり、景気回復とのバランスをとりながら経済をコントロールしようとしています。
 日本でも資源高を始めとしたインフレが進行していますが、長年のデフレに苦しんだ影響で比較的穏やかなインフレ進行となっています。
 しかし、これからは経済のフェーズが変わってきます。世界情勢が日本に及ぼす影響が、今まで予測しなかったような姿で現れる可能性が高くなっています。
 そしてそれが我々の仕事にどのように関係するのか?
 今まで以上に広く情報を集め、考え、対策することが求められます。

 さて暗い話題から入ってしまいましたが、今年は嬉しいこと、勇気をもらえるような出来事もたくさんありました。
 5月にコロナ感染症が5類になり、実質的にコロナ禍が終息、日本で行われたG7首脳国会議では日本の存在感を世界に示し、ラグビーやバスケ、バレーなどのW杯では日本人選手が大いに活躍しました。
 特に野球世界一を決めるWBCでは日本が14年ぶりに優勝!日本人メジャーリーガーとプロ野球選手が日の丸を背負って戦う一体感に日本中が湧きました。
 大活躍だった大谷翔平選手もシーズン終盤のケガで出場機会がなかったにも関わらずホームラン王となり、HR40本+投手としても10勝以上という二刀流での偉業を成し遂げ、MVPに輝く大活躍となりました。
 書き始めたら紙面が尽きてしまうほど、「日本すごい!日本人すごい!」と嬉しくなる出来事に、大きな勇気をもらいました。

三和の2023年、そして来年もイキイキと!:

 そんな中、三和でも大きな変化があった一年でした。
 今年1月末、三和の役員として46年間勤め上げた山地真人代表取締役会長が退任、相談役となられました。
 そして同時期に土井幸男、中川晃良の若手役員が就任し、役員組織が大きく若返りました。
 6月には香川県の西エリアを代表する電気設備工事会社:株式会社久保電機をM&A、三和電業グループに新しい仲間が加わっています。
 新任役員の中川晃良が代表取締役社長に就任し、元総務部長の伊賀裕之と共に全力疾走で経営してくれています。
 このような変化の中で、三和創業以来はじめて日本人社員が200名を超え、中国人社員を含めれば270名を超える企業グループとなりました。
 来年4月からは残業規制が本格的に始まるなど大きな課題に直面する建設業界は、変革の時を迎えています。
 代人アシスタント活用を始めとした多くの取り組みを加速させ、来たる2024年がどんな年になろうと、三和社員は明るく愉しくイキイキと生き抜いていきましょう!
 良いお年をお迎えください!!

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