今月の一言

2015年7月 事故は警告・事故は試練・神仏に感謝

代表取締役 山地真人 いよいよ夏本番です。各現場では「熱中症が心配な時期」に入って参りました。今期も1ヶ月を残すのみ、三和の各部門では「1年間の反省・気づき」をもとに、来期計画の完成度を高める「重要な季節」です。
 さて、三和の今期最大の反省は「事故が多かった事」です。交通事故は例年の2倍超、期末に入り現場事故も起きました。これ等の事故は「如何なる意味」があるか、これ等の事故は1つ間違えば「三和は傾く、最悪は倒産」です。この期末、社長~全社員は「大反省する」と共に、「新たな決意」を持って、現状を深く深く考えてみたいと思います。
ハインリッヒの法則と危機感:
 重大災害を防ぐ「経験則」に、皆様ご存知のハインリッヒの法則があります。これは「1:29:300の法則」とも呼ばれ、1つの重大事故に至るには統計的に29の軽微な事故があり、その背景には300ものヒヤリ・ハットが有ると云うものです。
 つまり、ヒヤリ・ハットの段階で事故防止策を真摯に実行すれば、重大事故が起きる可能性は「限りなく小さくなる」このことを、統計学的に明らかにしたのがハインリッヒでした。
 40年ほど前「この法則」を学んだ私は徳島営業所長になり数年でしたが、既に10数件の軽微な事故が起きており「このままでは重大事故だ!」と痛感しました。
 その時、私は重大事故が起これば「小さな三和は倒産だ!」と震える程の危機感を感じましたが、実は、今も私は「同じ思い」で、この巻頭言を書いて居るのです。
事故防止に真摯に対処:
 この強い危機感のもと、三和は真摯に事故の再発防止に取り組んで参りました。
 例えば、三和の安全大会は香川・徳島地区では「各々40年余の歴史」があります。また三和では、お客様やプロのコンサル等のご指導・等により様々な安全教育・訓練を、長年積み上げて参りましたが、今回の事故でこれだけでは「不十分」と再認識した次第です。
 今後、三和は「現場事故は絶対に起こさない!」この決意の下、来期63期より社内安全管理体制の抜本改革を進めます。技術管理部と各支店の深い連携を核とし、組織的に全社安全管理活動を積極推進する「来期計画」を、今まさに全力で策定している最中です。
 これにより、何としても「事故の未然防止・再発防止」を図って参る決意です。
事故は神仏からの警告:
 ここで、長年継続の「三和独自の事故防止策」を申し上げます。これは「全ての事象は日頃の考え方の現れだ!」この基本(真理)を元に30数年間、努力を重ねている具体策です。
 まず、三和では、全ての事故は「日頃の考え方~行動を抜本改善せよ!」との警告だと考えます。
 この警告は、事故当事者だけで無く、組織全体に来ていると考えるべきであり、三和では小さな事故でも必ず「事故の当事者と上長が」深く話し合い、状況により役員~社長が共に神社に参拝します。参拝では、まず「大きな事故の元になる考え方や行動」をして居たにも拘わらず「小さな事故で気づかせて頂き・・」と、心からの感謝を言上します。
 この時、当事者と多くの関係幹部が一体となり「更なる気づき」を神殿前の厳かな環境の下で頂きます。これが当事者にも組織にも「事故防止への更なる知恵~有効な具体策に!」この最大基盤と成ると私は信じています。
事故は神仏からの試練:
 事故を起こした人間は、殆どの場合「落ち込み」ます。これは当然・・との考えも有りますが、これはマイナス思考、「落ち込みは更なる事故を呼ぶことすら有る」と考えます。
 そもそも試練は「見込みの無い者には来ません」し、乗り越えられぬ試練は「決して来ない」これが真理であり、試練が来るのは「厳しく・有難いこと」と三和では受け止めます。
 試練を真摯に受け止め、ネバーギブアップの熱意で頑張る。時には「命ギリギリでの頑張り」が必要な場合もありますが、結果は、試練を乗り越えるだけで無く「更に立派な人間に、事故の無い企業体質に」変身して行く。これは「三和の歴史でも明らか」です。
 さて今、三和に次々と試練が来て居る中、実は「まだまだ気づきが浅い」と、私は大反省しつつ「この巻頭言」を書いています。この期末、毎日、驚くほどの試練が三和に来ている今、我らは改めて「事故は警告だ」、「事故は試練だ」と、真摯に徹底プラス思考し、誰にも負けぬ程の熱意で、社員個々~組織&三和を上げて「未然防止・再発防止」に取り組んで行きましょう。
 以上です。特に、三和の幹部と私に「大いなる気づき」と「神仏への感謝」が更に更に深まることを、衷心より祈念し、7月の巻頭言と致します。

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