今月の一言

更なる全社員経営参加が次世代の柱!

代表取締役 山地真人  秋が深くなり、紅葉が楽しみな季節となりましたが、皆様、元気でご活躍のことでしょう。さて今、三和の全社員にとって、今年の秋~年末は特別です。28年ぶりのグループ社長交代が迫る中、新体制が見えつつ有る今、「最も重要な挑戦課題」は、グループ全社員の「更なる経営参加だ!」と確信します。
 今月はこの、全国の設備工事業界でも希有な「三和独自の全社員が経営参加する近未来」を、皆様と共に描いてみたいと思います。
    
三和の「全社員経営参加」の原点:
 三和では「全社員経営参加」は、古くて新しい課題です。ここで「その原点」を確認して於きたいと思います。
 約35年前、三和は「確立したばかりの経営理念」を元に、K率制度という独立採算制度を本格化、これが「全社員経営参加の原点」です。この結果、経営は社長や副社長(当時の私)に任せ、俺達は「現場の高品質化に挑戦して居れば十分!」この、前時代的な社風が一変して参りました。

全社員経営参加で変わったもの:
 最大は「現場」です。現場代人の意識に「経営理念とお金のモノサシが加わる事」で、三和の現場管理が「現場経営に!」大きく変わって行きました。
 例えば1人の現場代人が行うVE・等が、真にお客様に喜ばれた場合、これが短期~中期の部門K率向上に繋がる等「喜びの実体験」が増えて参りました。
 例えばVEとCD(コストダウン)を混同していた代人が、三和独自のVEシステムを活用した経営参加により「単なるCDは経営的にはマイナス&プロのVE価値は膨大だ」この基本の体得が進みました。
 これ等により、代人の部門経営参加と技術&経営者的センス向上の「善循環」が本格化していきました。尚、この独自の「三和のVEシステム」は、今こそ「再構築が急ぐ」と痛感しています。

経営者的センスUPでCS大幅UP:
 この経営力向上により、各代人とお客様との会話が大きく変わり、お客様の真のニーズが見える代人に、つまり「お客様の立場から品質追求」が徹底できる「視野の広い代人」への脱皮が進み、各代人の「お客様貢献度:CSが大いに向上」して参りました。
 結果、品質第一の影で、予算オーバーする現場が多かった三和が、この「経営参加~視野拡大~お客様ファン増大」により、この20数年間は、殆どの現場で予算オーバーが無くなり、三和の看板「高品質~メンテの良さ」も、更に磨きが掛かって行ったのです。

三和フィロソフィが経営参加を加速:
 約10年前、稲盛和夫氏の教えに従い、それまで積み上げて来た「K率による経営参加:経営理念の実践」を元に、三和フィロソフィ手帳を作り、全社員参加による毎朝の「輪読&体験発表」が始まりました。
 このフィロソフィ手帳は、全50数項目の約半分が私からのトップダウン、後の半分はグループ全部門からの「経営参加によるボトムアップ」です。
 更に、このフィロソフィ手帳は1年~2年毎にバージョンUP、今夏には「第8版:93項目に増えた手帳」を全社員に配布しました。
 つまり三和では、毎朝のフィロソフィ輪読~実践の積み重ねに加え、この「第8版」に至る過程で、フィロソフィ自体の改善~立案面でも「全社員の経営参加」が進んで居り、私は、この更なる強化が 近未来を創ると確信致します。

稲盛和夫氏に全員が学ぶ近未来:
 この様に、フィロソフィ実践とK率管理(独算制)により、三和は全社員経営参加を推進して参りましたが、今、更なる経営参加「機関誌マラソン」が始まって居ます。
 これは、稲盛塾長の講話:稲盛経営のエキスを「約25年前の塾の機関誌第1号から最新版(約150号)まで、毎週1号ずつ約3年を掛けて読み、互いに感想文を送り合う仕組み」です。
 現状、中国三和を含む3チーム(約30名)の幹部が本格実践しておりますが、私は「今期中に全社員の半分超が参加すれば素晴らしい!」と考えています。

以上です。これ等の「更なる経営参加」により、経営者的センス溢れる「宝石のような」、我が国の設備工事業界で最もユニークな「希少価値あるエンジニア集団」が、来年からの「新体制の中核」となる事を強く祈念し、今月の巻頭言と致します。

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