今月の一言
社長の今月の一言
飛躍のチャンスが目の前に!
2021.01.04
皆さん、新年明けましておめでとうございます!
新たな一年の始まりに、めでたく情報誌「SANWA」が200号となりました。この情報誌をつくってくれる関係者の皆さん、読んでくれている読者の皆さん、そして現場の最前線で頑張ってくれている皆さんに心から感謝申し上げます。
情報誌については昨年11月号で語りましたので、今回は新年最初の巻頭言、まずは昨年一年間を振り返ってみたいと思います。
まさに激動の一年!
昨年は菅政権の発足やアメリカ大統領選など、多くの出来事があった一年でしたが、何をおいても新型コロナウイルスの世界的大流行「パンデミック」で世の中が激変した一年でした。
世界各国の都市が封鎖され、日本でも緊急事態宣言が出されるなど、以前は想像もしなかった環境変化が起き、我々は「当たり前であった日常」が「当たり前でなくなる」という出来事を目の当たりにしました。
感染症を必要以上に恐れることはありませんが、決して油断することなく、マスクの着用や手洗い消毒、3密を避けるなどの感染症対策は継続して実施してください。「感染症を正しく恐れる」という意識を持って、臨機応変に対応していきましょう。
自らが変化していることを認識しよう!
さてこのように激しい環境変化の中で、今の我々は1年前では考えもしなかった変化を遂げています。
以前から一部で活用していたTV会議は、Microsoft Teamsへの切り替えを迅速に行い、用途に応じてZoomと使い分ける運用にしました。会議や研修などで「普通に活用するレベル」にまでなっており、お客様との打合せにもTV会議を活用する事例が増えています。
また緊急事態宣言中は在宅勤務などのテレワークを本格的に始め、都市部では時差出勤など必要な措置を随時取ってきました。
部門や現場によっては実感のない方もいるかもしれませんが、もしコロナ禍が無ければこれほどの変化が実現できたでしょうか? コロナのおかげ…などというつもりは毛頭ありません
が、1年前では考えもしなかった変化を実現できたという事実を、我々はしっかり認識する必要があると思います。
本気で変わろうと思えば「変われるんだ」という事実を強く意識していきましょう。
建設業界は不況への備えを本格化!
建設業界では、これから本格的に始まるコロナ不況に備えて、受注確保の動きが顕在化してきています。
我々の業界は、不況の波が遅れてやってくる傾向があり、目の前は超多忙で「不況が来るぞ!」と言われても実感が持てないという人が多いかもしれません。
しかし確実に不況は来ます。それも世界規模の大不況になると考えるべきです。
不況になれば仕事が減ります。目の前がどんなに忙しかろうと、1年後、2年後にも仕事があるとは限りません。いや、無くなると思った方が良いでしょう。
凄まじい危機感を持ったライバルと同じ土俵で戦えば、確実にレッドオーシャンでの戦いを余儀なくされるでしょう。
三和70余年の歴史を紐解けば、好況もあれば不況もありました。ではどのようにその不況を乗り越えてきたのか?それは現場の最前線で戦う社員、皆さん一人ひとりの「経営者意識の高さで乗り越えてきた」と言っても過言ではないと思います。皆さん一人ひとりの意識一つで、結果はまったく違ってくるのです。
グループ方針をもとに飛躍しよう!
個人も組織も、不況期にこそ差がつくと言われます。不況を成長のチャンスと捉え、徹底プラス思考で挑んだものだけが飛躍できる。三和はこれを機に、大きく成長するぞ!そんな思いを込めて、今期のグループ方針、
「全社員経営参加で変化に適応!
コロナ不況を成長の大チャンスに変える!」
を策定しました。
大手とは土俵を変え、皆さん一人ひとりが持つ「三和の強み」を如何なく発揮して勝負するチャンスです。
変化を伴うあらゆる取り組みを前向きに行い、その先にある新たな世界へ一致団結してまい進していきましょう!