今月の一言

胸に突き刺さる創業者のことば

2021.02.01

先日車に乗っていると、外気温が氷点下になっていてビックリしました。年が明けて冬本番となってきていますが、皆さん風邪などひかぬよう体調管理を万全にしていきましょう。

関西の中川支店長から突然のメール:

先日、関西支店の中川支店長から電話がありました。どうやら2007年度の経営計画書が出てきたとのこと。なんでこの一冊だけ別に置いてあるのかと不思議に思い開いてみると、当時の山地十三男社主(創業者)の言葉が目に飛び込んできたというのです。
「今の三和に必要な考え方やと思うんです。みんなに伝えたい。きっと何か感じるはずです。俺から全社員にメール配信してもエエですか?」
えらい律義に聞いてくれましたが、ダメな訳がありません。「是非やってくれ!」と返事をして、楽しみにメールを待っていましたら…来ました。

添付資料を開けて、じっくりと読んで、正直泣きそうになりました。
胸に突き刺さるような、晩年の社主の言葉。
私の中で、何とも言えない複雑な感情が沸き上がってきました。厳しく叱られているような、温かく諭してくれているような、創業者の溢れんばかりの愛情を感じる文章がそこにありました。

一部ですが、紹介します。

2007年度経営方針発表会での社主挨拶:

(前略)指導者も、そして現場で働く人々も、当たり前のことを当たり前にしていない。仕事に命をかける職人魂がこの日本社会から消えてしまったのか?
「背中を見て育つ」はずの子供たちに自信を持ってみせられるような立派な「背中」をわれわれ大人は持ち合わせていない。動物でさえ子供にするしつけを人間の親ができていない。そればかりか、親が子供を、子供が親を殺す、しつけられたことのない子供がそのまま大人になる。子供をしつけられる筈がない。「世のために一心を投げ打つ」などというのは古くさい倫理論だと見向きもされなくなった。自分だけがよければそれでいいという様な考え方が、もっとも愚かだと指
摘すると、なぜと首をかしげる若者たち。「宮内庁」をミヤウチチョウとしか読めない大学生たち、2人に1人が大学へ進学する高学歴社会が誕生した日本、社会の知的水準がかつてない程低くなったことにどれだけの人が気づいているだろうか。

(ひるがえ)って我が三和電業グループ社員の今の姿はどうか?60年の伝統ある歴史を誇る我が社、先輩社員が営々と築いてきた三和マンとしての自負と、設備工事業者としての自信を、一人一人の社員が胸を張って大丈夫と言いうるだろうか。(かつ)て我が社は中四国建設局から表彰され、中四国一の技術と品格を誇っていた。現場での礼儀正しさ、挙措動作、綿密な施工図とキメ細かい施工、そしてキチンとした連絡報告、一人一人社員の誠実さ、日々向上を目指す向学心、旺盛な責任感…同業他社から三和に追いつき追い越せと目標にされていた我が社。現状は如何に?私がいつも言い続けている「お客様に安心して任して頂ける設備工事業者」どの様な些少な工事でも、気を抜くことなく、最終お客様に納得のゆく説明をしてキチンとお礼の言葉を述べて辞去する。誇りと自信をもって、社会がどのように腐敗しようと、我が三和電業グループ社員は胸をはり、明るく、昨日よりは今日、今日よりは明日へと一歩一歩前進してゆこう。(後略)

皆さんは創業者の言葉に何を感じますか?:

創業者である山地十三男という人は、人によっては「仙人のような人だった」と言い、人によっては「あんな厳しい人はいなかった」と言います。
恐らくどちらも本当なのだと思います。
優しくて厳しい、情熱的で冷静、大胆で繊細…。
この相反する極端な二面性を持っていたのが創業者:山地十三男という人だったのでしょう。
しかしその根底にあるのは、社員を自分の家族と思い、温かく包み込んでくれた大きな愛情。
戦後の荒廃した日本で、命を懸けて目の前の仕事に全力を尽くした人たちが、今の豊かな日本を築いてくれました。これからの日本を託された現代を生きる私たちは、後生に何を残すのか?
日本人としての、三和社員としての「誇り」…。

皆さんはこの創業者の言葉に何を感じましたか?

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