今月の一言

社長の今月の一言
今できることを全力で継続!

2021.05.01

入社式にて自身の決意を発表

春の暖かな日差しが心地よい季節になりました。まだ朝晩の寒暖差も激しいので体調管理を万全にしつつ、そろそろ熱中症への備えも始めていきましょう。

5名の新入社員を迎えて:

さて、未だコロナ騒動が続く中、三和電業グループでは4月1日に新入社員を迎えることができました。

大卒1名、高卒4名の計5名の男子が、期待に胸膨らませ、緊張の面持ちで入社式に臨みました。
紅潮した表情はこれから漕ぎ出す大海原への不安と、社会人になるのだという覚悟が入り混じった男らしさに溢れていました。

鳴門研修センターで彼らを迎えた幹部社員は、この清々しい姿に、期待と不安、夢と希望に燃えた若かりし頃の自分を新入社員の姿に重ね合わせ、フレッシュな風に大いに刺激を受けました。

そんな新入社員に向けて、メッセージを送りました。

失敗を恐れず、挑戦する姿勢を!:

入社式で私が新人に送る言葉、それは「ノープレー・ノーエラーは最低や!失敗を恐れず、挑戦する姿勢を忘れるな!」ということです。

技術も経験もない新人が失敗するのは当たり前。その失敗が糧となり、大きく成長できるのですが、実はその失敗を恐れるあまり委縮する若者は多いのです。
結果、思い切った挑戦をすることもなく、代わりに大した失敗もせずに時間が過ぎてしまう。

これでは「人材育成」を最大目的としている三和の経営理念に反してしまいます。
確かに一昔前に比べると、失敗が許されない風潮が強くなり、実地で挑戦しにくくなっているのは事実です。お客様や協力会社さんに迷惑はかけられないですし、現場にそれだけの余裕がないことも要因でしょう。

誰しも失敗などしたくない。失敗経験が大きな成長につながることは分かっていても、失敗したくない新人と、挑戦させにくい現場環境が相まって、無難で消極的な雰囲気が出てきていないだろうかと危惧しています。 もちろん新人が挑戦できるステージをつくろうと、現場は努力してくれています。新入社員も是非、失敗を恐れず積極果敢に挑戦してほしい。野球で例えれば、捕れるか捕れないか分からないボールに飛びついてエラーが付いてしまっても構わない。それよりも積極的に飛びついた、次は捕れるかもしれない、いや捕ってみせるという可能性を感じることが大切なのです。

明るく元気に挨拶、それを継続する!:

もう一つ、今年の新入社員に伝えたことがあります。それは「明るく元気に挨拶すること!そしてそれを継続すること!」です。

新入社員は入社初日にもっとも緊張感があり、挨拶も元気にしてくれます。しかしそこから少しずつ緊張も和らぎ、同時に挨拶の元気度合いも下がってくる人が多いようです。

技術も経験もない新人でも出来ることがある。いや、新人だからこそ出来ることがある。それが明るく元気に挨拶をすることです。

入社翌日から挨拶の元気度合いは下がっていき、新人らしい元気な挨拶は、通常1か月もちません。初日のあの元気な挨拶を1年間継続することは、意外と難易度が高いようです。

「たかが挨拶、されど挨拶。」

この明るく元気に挨拶することが、新人にとってどれだけ大切なことか。

私の経験ですが、職場でも現場でも、明るく元気に挨拶するだけで評価が格段に上がります。社内の上長や先輩からも、協力会社さんからも、もちろんお客様からも、それだけで高い評価を頂ける。

新人に技術や知識を求める人はほぼいません。多くの人が新人に求めることは、

  • 明るく元気に挨拶すること
  • 積極果敢に挑戦する姿勢

このたった二つです。やろうと思えば誰にでも出来る挨拶。しかしそれを徹底して継続できる人は希少です。

三和の求める人材像「世界一ユニークな宝石のようなマルチエンジニア」の「世界一ユニーク」と「宝石のような」を体現するチャンスです。

新人としてこの課題に挑戦し、先輩社員にプラスの影響を与えることは新人にとって重要な仕事です。そしてこの新人の姿勢に負けぬよう、先輩社員も幹部も、元気ハツラツな挨拶が飛び交う職場にしていきましょう!

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