今月の一言
社長の今月の一言
「まず、やってみる」「短期に結果を出す」
2021.08.16
梅雨が明け、日に日に蒸し暑く夏本番となってきました。これから温度湿度ともに高くなりますので、熱中症には十分留意して下さい。健康的な生活で体調を万全に整えることが熱中症予防に良いと言われています。
8月後半がピークと言われる熱中症ですから、無理のない範囲で身体を暑さに慣らせていきましょう。
三和電業グループ第69期がスタート!:
さて三和電業グループでは7月1日から新たな期を迎えています。昨年から始まった世界的なコロナ禍の影響で環境が激変する中、前期1年間で我々三和も大きく変化してきました。
コロナ前からBIM(ビル・インフォメーション・モデリング)を始めとした建設業界のイノベーションが起こると言われていましたが、その流れはコロナ禍により止まることはなく、むしろ拍車がかかったように感じます。
TV会議システムの活用を中心にテレワークが推進され、お客様との打合せもWebで、という機会も増えてきました。建設現場でも効率的な手法が様々に試行されています。
つい1年半前には「絶対無理」と思われていたことが、今では「当たり前」になっている。まさに常識が転換するパラダイムシフトが起こる中で三和も変化してきたのです。この自らの変化を認識すること、つまり「変われるんだ!」という実感は、これから来る更なる変化への活力になるはずです。
「まず、やってみる!」:
この外部環境の激しい変化に加え、今後は建設業界にもコロナ不況が来ると予想されています。すでに受注競争は激化しており、更に厳しい状況になると考えられます。
まさに激動の荒波が目の前に迫る中で迎える69期、我々は何をすべきか、幹部で真剣に考えて方針を出しました。第69期の経営方針は、
「全社員経営参加で変化に適応!短期サイクルで結果を出し、コロナ不況を一人ひとりの成長の大チャンスに変える!」 です。 建設業界の変化も、コロナによる不況も、大きな試練であると同時に、成長の大チャンスです。まずは社員一人ひとりが高い経営者意識で試練を成長の大チャンスに変える、と強く思うこと。そしてその為の取り組みを「まず、やってみる」ことが大切です。
出来るかどうか分からないこと、更に言えば不可能ではないかと思うようなことも「まず、やってみる」のです。もちろん考えることは大切です。しかし理屈はどのようにでも成り立ちますし、考え過ぎると人間はネガティブになる傾向があります。
そうなる前に「まず、やってみる!」
コロナ前の「無理」が、わずか一年足らずで「当たり前」になったことを考えれば、現時点での「不可能」などいつ「常識」になるかも分かりません。
人間の可能性に対する考え方など所詮はそんなもの、と割り切って考え、「まず、やってみた」方が断然お得でしょう。
「短期に結果を出す!」:
そして今期から新たに加えた「短期に結果を出す」というキーワード。
変化の激しい時代に適応するのに、のんびり構えていては置いて行かれます。これは死活問題です。素早く行動を始めることと同様に、素早く結果を出すことも重要なのです。
今やっている取り組みは当初の狙い通りなのか?順調に進んでいるのか?問題はないか?
もし良い結果が出ているなら継続すれば良いですし、もし思ったような結果が出ないのであれば、即座に改善の手を打てば良いのです。
仮に結果が思わしくなくても、行動せずに何の結果も出さないよりずっと良い。
予測困難な変化の激しい時代に、凡人である我々が少し考えたくらいで完璧な取り組みなどできるはずがありません。
走りながら、考え、改善する。
このフットワークの良さこそ中小企業が持つべき強みですし、高い経営者意識を求められている三和の社員は、それができるのです。
変化に対する実感を活力に、「まず、やってみる」そして「短期に結果を出す」ことで、迫りくる試練を愉しくイキイキと乗り越えていきましょう!