今月の一言
社長の今月の一言
改善を重ね、進化し続ける三和
2021.12.01
原稿を書いている11月も下旬に差し掛かろうかという時期から、急激に気温が下がってきました。日が落ちるのも早くなり、すっかり冬らしくなってきています。
12月は師も走る師走。慌ただしい時期になってきますが、車の運転は早めのライト点灯など安全運転を心がけて下さい。そして何よりも健康には十分に留意頂き、新しい年に元気な笑顔で挨拶ができるようにしていきましょう!本当に、身体が資本!健康第一です!!
三和の大先輩に改めて感謝!:
さて、皆さんに大切なお知らせがあります。
長年、三和電業グループで役員として活躍された野﨑博文さんが役員を退任されました。
野﨑さんが役員になられたのがちょうど30年前。2005年には専務になられ、三和エコ&エナジー社長を歴任し、最後は副会長まで勤めて頂きました。
現会長の右腕として大きな役割を担われ、私にとっては子供のころから知っている大先輩の一人でもあります。今後は特別顧問として、役割を変えながらも引き続き力をお貸し頂けるとのこと。
見渡すと三和には長年勤めて頂いている大先輩が多く残ってくれています。勤続54年を超える渡辺明顧問を筆頭に、私が生まれる前から、そして子供のころから三和で働いてくれている大先輩が、今も三和で頑張ってくれています。
これは当たり前のことじゃない。人生の大半を三和で力を尽くしてくれている先輩方に、敬意を込めて感謝申し上げたいと思います。これからも末永く、宜しくお願い致します!
これから三和に入る若者たち:
さて先日、来春入社予定の学生さん4名を招いて内定式を行いました。大卒の最終面接が一部残っていますので人数は変わるかもしれませんが、内定式は高校生4名でした。
私からは最後の学生生活を悔いなくやり切るようメッセージを送り、来年4月の入社式では清々しくやり切った表情の彼らに会えるよう心から祈念致しました。
そんな内定式が終わった後に、彼らが配属される予定の部門長が集まり、内定者に向けて各社各部門をアピールするという座談会が行われました。
集まった部門長の皆さんは、全力で各社各部門を説明し、仕事とは何か、我々三和がどのようなことをしているのか、そしてその魅力とは何なのかを学生にも分かり易く話をしていました。
そして座談会終了後には、お弁当を一緒に食べて雑談を交えて親睦をはかるイベントも行われています。
最初は緊張して固い表情の内定者の皆さんも、次第に笑顔になり、発言が増え、活発なコミュニケーションができるようになっていきました。
三和の採用と教育は進化している!:
実はこのような取り組みは、昔からあったわけではありません。内定式を行い、せっかく集まってくれた学生さんに三和を知ってもらう為に、部門長に話をしてもらう。
配属もこの段階で大枠を決めて、入社後の早い段階で配属命令を行い、遠方に配属される社員に配慮する等、ここ数年で新たに取り組み、改善してきたものです。
人事課や総務課をはじめ、事業部門の部門長や若手社員も積極的に関わりながら、採用活動はドンドン進化しているのです。
これは、新入社員研修も同様です。
以前は2週間程度の研修でしたが、現場からの改善意見もあり一時期は6ヶ月の研修となりました。その後更に改善を続け、技能講習や特別教育、各社各部門の現場研修を含めて3ヶ月で行う新たなカリキュラムができています。
今年一年、いかに変化し成長したか?:
このように三和のあらゆるところで進化、変化を積み重ね、改善が進んでいます。
三和の歴史を紡いできた先人たちや、大先輩の皆さんが築いてきた普遍の経営理念やフィロソフィ。その基盤の上で働いている我々が、未来に向けて何を残すのか?
「過去に向かって帽子を取り、未来に向かって上着を取る」という言葉のように、歴史に敬意を払い、未来に向かって果敢に挑戦する一年となっていたか?
年末の多忙な時期ですが、今年一年を真摯に振り返り、次なる挑戦に備えていきましょう!