今月の一言
社長の今月の一言
神仏への感謝と「具体的」再発防止を
2022.08.02
暑い!とにかく暑い!
すっかり夏本番となりましたが、皆さまは元気にお過ごしでしょうか?
温度湿度が上がって、「うだるような暑さ」になってきました。熱中症には十分留意し、健康的な生活で暑さを乗り切りましょう!
改めて今期の方針を確認!:
さて、去る6月25日に三和電業グループ経営方針発表会を、そして翌週の7月2日には中国三和の経営方針発表会も無事開催することが出来ました。
改めて、このように経営方針発表会を開催し、新たな期に臨めることに感謝致します。
今期グループ経営方針のスローガンは、
「やめる」から始める生産性向上に挑戦!
自ら考え「まずやってみる」で、短期に結果を出す!
です。
今期は特にシンプルで憶えやすい内容にしようと努め、期首からスタートダッシュできるように一ヶ月前倒しで開催するなど、「まずやってみる」を実践してみました。
社員一人ひとりが真剣に個人方策を発表する姿を見て、そして笑顔で語らい合う姿を見て、彼らの人生を幸福にするという経営理念に込められた思いが更に強くなる、そんな経営方針発表会でした。
「安全第一」「元気が一番」:
さて、このように経営方針発表会ができるのも、社員みんなが元気に働いてくれているからです。
もし誰かが重い病気にかかったり、大ケガをしたりすると、そんなことも言っていられなくなります。
何よりも「安全第一」「元気が一番」!
誰もが分かっていることですが、それでも事故は無くなりません。
なぜ、事故は無くならないのか?
三和でも、脚立から墜落するという事故が起こっています。今回はその時に感じたことを少しお話したいと思います。
安全は掛け声だけではダメ!:
脚立からの墜落は、比較的発生確率の高い事故です。ゼネコンさんによっては、現場に脚立を持ち込むこと自体を原則禁止することも増えて居ます。
この事故が起こる原因の多くは「正しい脚立の使い方」をしていなかったことに起因します。
私も以前に見た安全ビデオで、正しい脚立の使い方は分かっているつもりでした。しかし、時間が経つと忘れてしまいますね。
今回改めて調べてみましたが、脚立から墜落する三大原因は、
1. 脚立の天板にのりバランスを崩す
2. 脚立にまたがってバランスを崩す
3. 荷物を持ちながらバランスを崩す
となっています。(脚立にまたがっちゃだめです!)
特に使用にあたっては両手両足の4点と、体の重心を脚立にあずける1点の内の3点でバランスをとる「3点支持」が取れる状態にすることが大切です。
基本的に脚立の片側を使用し、上から2段目もしくは3段目の踏ざんに両足を乗せ、足の重心を脚立にあずける姿勢で3点支持を確保する。
更に言えば、そもそも脚立の使用を避けられないかも考える必要があります。移動式足場や可搬式作業台、手すり付き脚立や高所作業車など、より安全なものに変更するのが望ましい。
このような正しい使い方を社員だけでなく、現場の作業員さんにも徹底するよう指導することが求められています。
三和フィロソフィには「事故は天からの警告、今こそ気づきを」とあります。大きな事故にならずに済んだと神仏やご先祖様に感謝するということは、「事故は絶対に起こさない!」という強い思いで正しい知識を身につけ、徹底することだと思います。一人ひとりがこの強い思いを持ち、具体的な行動で事故撲滅に努めていきましょう!