今月の一言

社長の今月の一言
4年ぶりのリアル経営方針発表会

2023.08.01

  各地で豪雨被害が出ており、関係者の方で被災された方にはお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を祈念しております。
 そして暑さが厳しくなってきました。連日猛暑日の夏真っ盛りですが、熱中症にならないように十分留意していきましょう。

経営方針発表会は4年ぶりのリアル開催:   

 さる7月1日、第71期経営方針発表会が開催されました。コロナ禍の3年間はWebでの開催でしたが、今回は実に4年ぶりのリアル開催ができました。
 経営方針発表会は日本人全社員が参加対象ですが、現場の都合などで参加できない社員も多く、コロナ前は110名程の参加が平均的でした。
 しかし今回は151名が参加するという、近年稀にみる参加率となりました。
 これは開催時期を1ヶ月前倒ししたことでお盆工事の段取りに余裕ができたこともありますが、やはり4年ぶりにリアルで開催したということもあったと思います。
 ある社員は「いつも時期的に多忙で参加できていなかったけど、10年以上ぶりに参加できました。普段会えない人と久しぶりに会えてうれしい。」と言ってくれました。とても嬉しい言葉ですね。

今期の方針は社員意識調査を強く意識:   

 さて今期の方針は、
  お客様価値向上に集中!
   自ら考え「やめる」を決めて即行動、
                 最速で結果を出す!

 です。
 以前の巻頭言で書いた日本経営品質賞の「顧客価値経営」というキーワードを参考にしつつ、前期に行った社員意識調査の結果を踏まえて立案しました。
 「顧客価値経営」とは、お客様自身の価値を高める意識を強く持った経営をしようということ。
 お客様にもお客様がいて、業界などの外部環境が目まぐるしく変化しています。そんな中でお客様も我々同様に変化を求められているわけです。
 そんなお客様の価値を高めることに我々がお役に立てるようにしようという観点は、改めて強く意識する必要があると思います。
 自らの価値を高めたり、自分ができる範囲でお役に立とうというだけでなく、お客様自身の価値を高めるためにはどうしたら良いのかをお客様と一体となって考え、そこから「やめる」を決めることで、生産性が上がると考えています。

 そして社員意識調査の結果ですが、ハイスコアトップ5を見ると「お客様思考」がダントツに高いという結果が出ていました。これは三和の素晴らしい特徴で、担当しているコンサルもビックリするくらい高い。
 お客様の立場に立ち、お客様に喜んで頂くことが三和社員の喜びになっているという誇るべき結果です。
 このポジティブな結果を方針に活かそうと考えました。
 前期も「やめる」をテーマにしましたが、実は本質的になにを「やめる」のかに悩む人が多かったようなのです。
 ですから、今期方針の「お客様価値向上に集中!」というキーワードに合わないものから、率先して「やめて」いくという、一つの判断基準を前面に押し出してみました。
 一生懸命時間をかけて作った資料なのに、あまりお客様が喜んでいないということは、意外と多いものです。
 お客様の価値を上げること、お客様が本当の意味で喜んでくれることに集中するために、それ以外のことは自分で考えて「やめて」良いんです。
 その結果が吉と出るか、凶と出るか?その結果を最速で出して軌道修正する。そのスピードが求められています。

中国三和の経営方針発表会も開催:  

 そして7月15日には中国三和の経営方針発表会も開催されました。私や日本三和の幹部はWeb参加となりましたが、中国側はリアル開催ができています。
 現場の都合で参加できない数名の社員を除き、多くの中国人社員が熱のこもった発表をしている姿を見て、頼もしい思いになりました。
 日本も中国も、三和は今期も飛躍していきます!

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