今月の一言

社長の今月の一言
「ありがとう」は魔法の言葉

2023.10.03

  

 まだまだ暑い日が続きますが、朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋…、いろんな秋がありますが、私は専ら「食欲の秋」です。
 サンマを始めとした秋の味覚を楽しみながら、皆さん健康で安全に日々をお過ごしください。

三和で24年継続している社会奉仕活動:    

 三和電業グループ日本各社の本決算が、そろそろ出揃います。
 この本決算〆の6ヶ月前から経営会議で本決算予想を出しているのですが、〆月直前の業績予想をもとに社会奉仕金の金額が決まります。
 三和電業グループでは、「税引き後利益の5%を社会奉仕金とする」と決めています。
 当初は税引き後利益の3%としていましたが、8年目に5%に引き上げて、24年間継続しています。

社会奉仕活動をする意義:   

 三和が社会奉仕活動をするのは、まずはお世話になっている地域の皆さまに少しでも恩返しするという意味があります。
 我々が各拠点、各現場で仕事をさせて頂いているのは、その地域の皆さんのお陰なのです。
 そして、それぞれのエリアで直接地域社会のために活動している人たちがいる。障がい者や高齢者を支援したり、子ども食堂を開いたり、盲導犬を訓練したり、いろんな活動をされています。
 このような活動をされている人たちに少しでもお役に立ちたい。そんな思いで各部門が寄付先を選定しています。
 そして何より大切なのが、出来るだけ多くの社員が社会奉仕金を直接持っていくようにしていることです。
 下手をすると「そんな金があるなら少しでも俺のボーナスを上げてくれ」という否定的な意見が出てくるかもしれません。
 自分たちが日々汗水流して稼いだお金、お客様から頂いた利益の一部がどのように使われているのか?
 それを見届ける意義、そしてそれがどんな人たちの役に立っているのかを知る意義は計り知れない価値があると考えています。

ある社員が体験したエピソード:   

 ここである社員から聞いた体験談をご紹介したいと思います。その社員はこんな話をしてくれました。

 私は社会奉仕活動には批判的な立場でした。
 部門長から社会奉仕金を一緒に持っていこうと言われ、正直しぶしぶ同行していたんです。
 寄付先は、障がいのあるお子さんを支援している施設。
 そこの理事長さんにでもお金を渡して領収書を受け取って終わりだろうと思っていたら、連れていかれたのはちょっとしたホールのような場所。そこに数人のお子さんが待っていました。
 車いすに乗っている子がいたり、一目見てその子たちが障がい者であることが分かりました。
 その子たちは、はにかみながら紙でできた小さな横断幕のようなものを広げてくれました。
 そこには「三和さん、ありがとう」という文字。
 そして恥ずかしがりながらも精一杯の声で「ありがとうございます。」と私たちにお礼を言ってくれたんです。
 障がいを抱えて生まれ、きっとあの文字を書くのも大変だったに違いない。声を出すことも大変な子がいたかもしれない。それでもあの「ありがとう」という言葉を直接伝えてくれた。
 その瞬間に、この社会奉仕活動の意味を理解しました。私は毎日一生懸命働いて、不自由なく暮らせているのは当たり前だと思っていました。
 でも世の中には、それが当り前じゃない人がいるということに気づかされたんです。
 毎日苦労して働いて、お客様から利益を頂く本当の意味はこういうところにあるんだと。
 本当に貴重な体験をさせてもらって、ありがとうございました!

 私はこの話を聞いて、本当に感動しました。同時に社会奉仕活動の本当の意義を感じ、大きく意識を変えてくれたその社員に心から感謝しました。
 是非、このような体験を多くの社員ができるよう、社会奉仕活動をみんなで盛り上げていきましょう!

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