今月の一言
社長の今月の一言
建設業の正念場は、三和のチャンス!
2024.01.10
皆さま、新年明けまして、おめでとうございます!
令和6年(2024年)の幕が上がりました。今季の冬は到来が遅く、12月中旬から急激に冷え込みました。
コロナやインフルエンザなどの感染症も流行していますので、体調管理には十分留意して、元気いっぱいの年始としていきましょう!
昨年から引き続き、今年も激動でしょう:
さて昨年、令和5年(2023年)はロシアのウクライナ侵攻による戦争、ハマスのイスラエルへの大規模攻撃による中東紛争など不安定な世界情勢が続きました。
世界的なインフレが進行するなど経済状況も大きく変化している中で、日本においてもデフレからインフレに大きく変化していきました。
今後の政策金利の動向や為替の変動などにより、石油や銅などの原材料価格は激しく変動します。
建設業界でも、大手メーカーがどのような動きをするかをしっかり注視して、スピーディな対応が必要になってきます。
今年も引き続き資材の高騰~不足、更に技術者不足が予想されますが、お客様や協力者さん、大切な仲間との一体感で力強く乗り越えていきましょう。
このようにとっても厳しい外部環境に身を置く三和ですが、昨年は多くの変化がありました。
昨年1月末には長年三和を引っ張り続けてくれた山地真人代表取締役会長が退任され相談役に、5月には若手の土井幸男と中川晃良の2名が新たに役員に就任し、役員組織が大きく若返りました。
そして6月には香川県の西エリアを代表する電気工事会社である㈱久保電機をM&A。新役員の中川晃良が代表取締役社長に就任して、三和電業グループに新たな仲間が加わりました。
昨年末の人事「大切なお知らせ」です:
そして、昨年12月号でお知らせできなかった「大切なお知らせ」があります。
昨年12月21日付で、三和電業㈱北島支店長兼福岡営業所長の藤川幹夫が新たに役員に就任しました。
藤川幹夫は現在58歳、勤続40年を超えるベテランです。
ベテランが役員就任と聞くと「役員組織を若返らせたんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、藤川は三和でもトップクラスのキャリアをもつ人物です。
入社当時は北島営業所(当時)に配属され、鳴門作業所で約18年大塚さんに鍛えられます。その後は福岡営業所長を経て中国三和に出向、蘇州だけでなく一時拠点を置いていた南通市で開拓営業するなど、普通は体験できないキャリアを積んでいます。
2009年に日本に帰国して三和空調の四国支店で次長、2016年に北島支店長に就任しています。
私も中国三和で勤務しているときにお世話になりましたが、技術力はもちろんのこと、身体的にも精神的にも強さを兼ね備え、何よりもその前向きで誠実な人柄を尊敬していました。
三和電業グループで幅広くキャリアを積み、誠実な人柄を持った苦労人こそ三和の役員に相応しいと判断された役員の皆さんを誇りに思います。
今年の建設業は正念場、三和はチャンス!:
このように三和は一歩一歩着実に変化し、進化していますが、更に大きく、スピーディに変化していく必要があります。
それ程に、今年2024年の外部環境は厳しいものになります。
前述した資材不足や技術者不足だけでも大きな課題なのですが、更に4月からは建設業にも残業規制が法的にかかってきます。
建設業全体の課題として認識されていますが、三和としてもあらゆる手を打ち、この試練を乗り越えなければなりません。
以前より取り組んできた代人アシスタント(DA)の本格活用は、女性技術者の育成という観点でイメージを進化させることで大きな効果が期待できます。
更に現場独自でチャレンジできるICT活用や全社員採用活動など、三和のユニーク文化を発揮するチャンスが目白押しです。
今年は建設業にとって正念場の年になりますが、それは三和にとってチャンスが目白押しと言うことです。
全社員一丸となってイキイキ乗り越えていきましょう!