今月の一言
社長の今月の一言
お客様に教えてもらった「三和の強み」
2024.03.01
少しずつ寒さも和らぎ、春の気配を感じるようになってきました。しばらくは寒さと暖かさが繰り返します。
皆さん体調管理には十分に留意してくださいね。
三和電業グループ役員組織を改編しました:
先月21日から、三和の役員組織のあり方を改編しました。役員会で一年以上をかけて議論してきた末の改編です。
今回の役員組織改編にどんな狙いがあるのかをザックリ説明しようと思いますが、その為には三和電業グループの特徴を先にお話した方が良いと思います。
三和電業グループは日本と中国にそれぞれ複数の事業会社があります。
日本は三和電業、三和プラントエンジニアリング、三和空調、三和エコ&エナジーと、昨年仲間に加わった久保電機を含めて主要5社体制。
そして中国は三和工程設備、三和科技、三和技研の3社体制となっています。
グループ各社はそれぞれに専門性と独自性をもって経営しており、更に各エリアに部門展開しています。
その部門毎に月次決算を行う部門別採算制度で、部門長の経営者意識を醸成しながら裾野の広い強靭な組織を作り上げてきました。
長い年月をかけて戦略的に展開してきたグループ組織ですが、もちろん多くの課題もあります。
また、これからの成長発展を考えれば、更に組織を改善していくことが必要だと、役員会で長い時間をかけて議論してきました。
最大の狙いは、グループ各部門の相乗効果:
三和の組織の強みは各社各部門の専門性と独立性が強いことにあると考えています。
しかし一つひとつは小さな組織ですから、単体で出来ることはどうしても限られます。
その限界を超え、これから三和が大きく成長発展していくために必要なこと、
それがグループ組織の相乗効果なのです。
グループの各社各部門が専門性と独自性をもって強い組織を作り出し、その強い組織同士がお互いの強みを活かしながら切磋琢磨し、柔軟に連携することで相乗効果を生み出していく。
結果としてお客様のあらゆるご要望にお応えできるエンジニア集団となる。
そんな強くしなやかな「強靭な組織」になることが、三和が大きく飛躍するエンジンになると確信しています。
心に響いたお客様の生の声:
私がそう確信するのには理由があります。
以前に、ある大手ゼネコンの幹部の方から直接言われた生の声です。
お客様:「山地くんは三和の強みを理解しとるか?」
私 :「そう言われると…、何でしょうか?」
お客様:「三和の強みはな、専門技術をもった複数の会社が同じ価値観をもって連携できることや。
そんなことができている業者は、大手を含めて三和しか知らん!」
私 :「そうなんですか?」
お客様:「お前が分かっとらんでどうするんや!これができるのは当たり前じゃない、
すごいことなんや!他社では絶対にマネできん!」
私 :「初めて気づきました!」
お客様:「そしてな、それができる三和の社員が素晴らしい!それを忘れるなよ!!」
手前味噌ですが…:
今回の役員組織は、三和が更に強靭な組織になるための最初の一手です。
三和の役員は全員が現場からのタタキ上げです。
現場代人としてお客様に鍛えられながら現場経営に勤しみ、上長として部下育成に努め、部門長として厳しい部門経営をしてきた宝石のようなエンジニアの筆頭が三和の役員です。
そんな三和のTOP層を構成する役員は「グループ役員」であり、事業領域である縦組織を強化しつつ、グループ各社各部門が連携して相乗効果を生み出す横串の役割も担っています。
それぞれ特徴と得意分野がある役員同士が相乗効果を発揮すれば、三和はとんでもなく成長発展できる!すごい未来を創っていけると、強く信じています!