今月の一言

社長の今月の一言
三和の社訓「気づきが増え続ける人生を」

2025.01.07

 

 皆さま、新年明けましておめでとうございます。
 昨年は年末ギリギリまで作業があった方もおられると思いますが、まずは皆さまに新年のご挨拶ができることを共に歓びたいと思います。
 インフルエンザなどの感染症も流行していますが、今年も元気いっぱい、健康と安全に留意して頑張っていきましょう!

令和7(2025)年はどんな年になるか?:

 令和7年(2025年)の干支は「乙巳(きのとみ)」です。
 いわゆる「巳年(へびどし)」ですが、ヘビは神の使いとされ、脱皮を繰り返して成長し、生命力が強いことから「再生」「長寿」「不老不死」の象徴とされる縁起がいい生き物です。
 そして十干(じっかん)の二番目にあたる「乙(きのと)」は木の要素を持ち、草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていく意味を持つようです。
 つまり「乙巳(きのとみ)」である今年は、再生や変化を繰り返しながら柔軟に成長していく一年になるということです。
 なんとも三和のイメージにぴったりの縁起のいい一年になりそうじゃないですか!
 現実にヘビに遭遇すると思わず腰が引けてしまいますが、そもそもヘビは豊穣や金運を司る神様として祀られる神聖な生き物です。
 これからは(少し遠めから)有難く拝ませていただこうと思います。

三和に社訓ができました!:

 さてタイトル回収をしていきたいと思いますが、実は三和には今まで社訓はありませんでした。
 今までこの巻頭言で何度もご紹介したように、三和の経営でもっとも重要視しているのは経営理念であり、実務においてはフィロソフィを最大限活用しています。
 しかし実は社是はあったんです。
 三和の社是は「和・誠実・信用第一」という三つの言葉で表現されています。
 この社是は三和に経営理念ができる前にできたもので、経営理念ができるまでは三和の経営の考え方はこれしかありませんでした。
 つまり経営理念が制定されるまではこの社是「和・誠実・信用第一」が、三和社員の考え方のよりどころだったのです。
 そして経営理念ができてからはその役目を終え、経営計画書の最初のページに記載されるだけとなっていました。
 しかし社是として常に、私たちが大切にしている経営理念の基盤として存在し続けていました。


社訓「気づきが増え続ける人生を」:

 そして今年、三和に初めて社訓ができました。
 三和の社訓は、

 「気づきが増え続ける人生を」

 です。
 これは山地真人相談役が座右の銘としている言葉で、引用ではなくオリジナルの言葉のようです。
 相談役は社長時代に、成長のためには「気づき」が欠かせないと説き続けてきました。
 安全管理の法則で有名なハインリッヒの法則(1:29:300)を例にとり、日々の小さな気づきが300回も起これば、その内の29回は能力アップが明らかな気づきとなり、さらにその内の1回は人生が変わるほどの素晴らしい気づきが起こる!
 この300回の気づきを何日で起こすか?つまり気づきは数が勝負であると説いています。
 この山地真人相談役の座右の銘を社訓にいただき、三和には社是社訓、そして経営理念が揃いました。
 創業者である山地十三男の社是、二代目である山地真人の社訓、そしてその二人が力を合わせて作り上げた経営理念。
 これらは三和発展の基盤であり、三和社員の心のよりどころでもあります。
 令和7年(2025年)の幕開けに、新たに社訓をいただけたことは僥倖です。
 三和社員一同、気づきを大切にし、日々着実に成長する「気づきが増え続ける人生を」目指すと誓い、新年の巻頭言といたします。
 本年も宜しくお願い申し上げます!

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