今月の一言

社長の今月の一言
三和の代人アシスタントは凄いんです!

2025.05.07

 春の訪れを教えてくれた桜の花も散り、少しずつ気温が高くなってきました。朝晩はまだ肌寒いですが、日中は夏日である25℃になる日も出てきています。
 熱中症は5月から出始めると言われます。暑さに慣れていないうちに気温が急激に上がると身体がついていかない状態になるそうです。
 このメカニズムを理解し、意識して水分補給をして気温の変化に身体を慣らしていくようにしてください。

宇佐美先輩、母校に錦を飾る!:

 さて先日、穴吹デザインカレッジさんにて出前授業を実施しました。
 学生さんの貴重な授業時間を90分もらい、私と人事、そしてこの学校の卒業生である若手社員の宇佐美くんの3名で授業をしました。
 私からは業界の魅力と三和の取り組みについてお話をし、人事からは三和電業グループの会社紹介、さらに若手社員からはVRグラスと360度カメラを用いた遠隔現場確認のデモと、リアルな仕事内容の紹介をしてもらいました。
 デモでは学生さんにもVRグラスをかけてもらい、現場の臨場感を体験してもらいながら、自らの仕事のスマートさをアピール。
 そして自分の仕事のリアルを紹介する授業も、約10分で仕事の魅力、三和の強み、自らの仕事に対する姿勢を後輩たちにしっかり伝えてくれました。
 質疑応答に答える姿も頼もしく、三和マン2年生の宇佐美センパイの姿に先生方も大喜びでした!!

三和の代人アシスタント(DA)とは?:

 そんな若手社員の成長を感じながら、今年の新入社員を研修していると、このような質問をされました。
 「代人アシスタント(DA)の仕事は、現場代人とどう違うのですか?」
 この質問はいろんなところで頻繁にされるので、この巻頭言の場をお借りしてお答えしたいと思います。
 まず結論ですが、
「DAの仕事は、現場代人の仕事とほぼ同じです。」
ですから仕事に線引きしたり、遠慮したりする必要は一切ありません。
 あえて言えば、どうしても資格者でなければできない役割や、営業的に現場の責任者でなければならない仕事はDAではできないですね。
(むしろDAでなくてもできないですが…)
 しかし日常業務ではそのような特別なことはほとんどなく、代人業務のほぼ全てをDAが行っても良いとしています。
 例えば、現場の書類や図面、積算業務などがDAの仕事だと思っている人がいるかもしれませんが、それは代人業務の入り口に過ぎません。
 また、事務所の中でやる仕事がDAの仕事だと思っている人がいるかもしれませんが、それも違います。
 DAが現場に出て施工管理をサポートすることは可能ですし、図面や見積作成をするにしても、現場を把握しておいた方がより良いものができるに決まっています。

 
三和のDAは他社と何がちがうの?:

 三和のDAは、世間一般で言われる建設ディレクターやバックオフィスとは似て非なるものです。
 もっとも大きな違いは、三和のDAは本人のやる気次第で現場代人(技術職)への道が拓けることです。
 そうなると将来へのイメージが大きく広がり、どこまでも伸びていける。これが三和のDAの特徴であり、強みでもあります。
 もちろん女性特有の事情や、ご家庭の事情などで代人にならなくても、一般的なイメージより幅広い分野で、多様な働き方で活躍できるDAの姿は十分魅力的だと思います。(DAは女性とは限りませんが…)

 最後に、そんなDAにも注意すべきことがあります。
 それは宇佐美くんのような発展途上の代人がDAを活用することです。
 自分ができないことをDAに依頼するのは、代人の成長を妨げることになるので本末転倒。
 まず自分が技術をつけて、自分ができることをDAに依頼することが原則です。
 三和の経営の最大目的は「人材育成」であることを決して忘れないでください。
 この原則さえ守れば、三和のDAは無限の可能性を秘めた秘密兵器にさえなれるのです。

  

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